乾物のススメ

重ね煮コラム

産後ママのピンチを救う「乾物」シリーズ① 〜オススメする理由編〜

こんにちは♬
重ね煮アカデミー®︎認定師範の渡邉久美です。
先行き不安な毎日を送る産後ママへ、
重ね煮コラムでは、
「子育てを楽に!子どもを強く育てられる賢い母」になるためのお役立ち情報を
お伝えしていきます♬

産後ママのピンチにはぜひ「乾物」を

まだまだ終わりが見えないコロナの流行に加えて、この冬はインフルエンザやウイルス性胃腸炎といった感染症も猛威をふるっています。
子どもを守るママが発熱!買い物に行けないと行った経験を、多くの方がされているのではないでしょうか。

さらに、今年に入ってからは我が家のある京都は最強寒波に襲われ、交通機関もストップ、
車は積もった雪で駐車場から出せない!
という予想をしなかった事態も起こりました。
買い物に行けない、なんとかしてたどり着いたスーパーは品薄の大ピンチ

そんな我が家の緊急事態、世間の緊急事態の時のために、
ぜひ日頃からストックしておいてほしいのがニッポンのスーパーフードである「乾物」です。

「乾物」をオススメする理由3つ

 

①緊急時に役立つ

「乾物」というと、代表的な食材に「干ししいたけ」「切り干し大根」「ひじき」などがあげられます。
どの「乾物」も常温保存・長期保存がききます。これが緊急時に役立つ最大の理由です。

・数日間、買い物に行けなくても消費期限の心配をしなくてすむ
・緊急時に電気が止まってしまっても食材が傷むことがない

たった2つのポイントですが、これがとっても大事なポイントです。
我が家の台所に「乾物」ストックがあるだけで、
産後ママのココロの落ち着きを保つことができるんです。

②栄養価が高い

「乾物」の最大のメリットはその高い栄養価
天日で長い時間をかけてじっくりと乾燥させることで、栄養が驚くほど増えているのが嬉しいポイントです。
例えば干ししいたけ
こちらはビタミンD含有量は、生のものの10倍
干ししいたけ2枚に含まれるビタミンDの量は、1日に必要なビタミンDの
ほぼ3分の1の量
に匹敵するのです。
お次は切り干し大根
食物繊維・鉄分は約15倍カルシウムはなんと約22倍となっています。
どちらも産後ママにとって大事な栄養素。
栄養いっぱいの「乾物」は
産後ママの疲れすぎピンチを救う頼もしい助っ人です。

③抜群の安定感

天候不順や台風等によって野菜の品薄・価格高騰が続くことがありますが、
「乾物」はめったに品薄・品切れになることがなく、
価格が急高騰することもほとんどありません。
育児の合間にせっかく買い物に行ったのに野菜がない!という時には
ぜひ「乾物」コーナーに足を運んでみてください。
「乾物」は家計的にも大助かり!
乾物レシピを知っているだけで、毎日のごはん作りを
余裕を持って楽しむことができますよ。

「乾物」の使い方のポイント

以上、「乾物」をオススメする3つの理由をお伝えしましたが、
正直「乾物」ってちょっと面倒だなあ、と思ってしまうデメリットもありますよね。
それはズバリ、パッと出してサッと使えないところ。
これを克服して乾物マスターになるにはちょっとしたリズムが必要になってきます。
それは、前の晩に乾物をタッパーに入れて水をひたひたにしてから冷蔵庫にいれておくこと。
そうすれば、翌日には、ちょうど良い状態になっているので時間のロスもなく美味しく調理ができるというわけです。

こちらは、昨年の重ね煮アカデミー®︎の大阪ワークショップでの「干ししいたけ」の戻し汁。
重ね煮アカデミー®︎創始者である田島恵先生が
前の晩からゆっくりと時間をかけて戻した戻し汁は旨味が凝縮されて香りも良く、
思わずうっとりとしてしまうほど綺麗な琥珀色で、
もうそれだけで立派な調味料の1つなのです。

この戻し汁もしっかりと使うので、
出来上がった「切り干し大根の煮物」は、
醤油だけしか使わないのに、深みのある優しい
味に仕上がるんです。

いかかでしたか?
世間の緊急事態、主婦の緊急事態にも慌てずにどんと構えていられる、
そんな賢い母になるために「乾物」のススメでした⭐︎

次回のコラムでは、そんなニッポンのスーパーフード「乾物」だけでなく栄養たっぷりの戻し汁まで余すことなく活用した
とっておきの重ね煮レシピをご紹介します。

 

 

 

重ね煮アカデミー®︎京都教室 渡邉久美

渡邉 久美
重ね煮アカデミー® 京都教室 代表

アトピー体質の娘をもつ一児の母。娘の体質改善を模索中に重ね煮に出会う。重ね煮アカデミーの学びは「自分の軸を持って楽しく子育てができる母に。そして子どもを自分の力で守っていける母になれる唯一無二の学びの場」です。一緒に学んで強くて賢い、そしてハッピーな母に成長していきましょう。

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