山菜 竹の子

重ね煮コラム

産後ママが春に摂りたい食材は???

こんにちは♬

産後ママのカラダとココロをサポート
重ね煮アカデミー®︎認定師範の
渡邉 久美です。

この間春休みが終わり、ドキドキの
新学期が始まったと思っていましたが

なんということでしょう。

もうまもなくゴールデンウイークが始まってしまいます。

年々、時がすぎるスピードに
ついていくのが

必死になっている気がします、、、。

では!
本日のお題
「産後ママが春に摂りたい食材は???」
スタートです〜♬

 

産後ママが春に摂りたいのはズバリ『山菜』

季節の変わり目は、
お疲れ産後ママにとっては気をつけたい時期でもあります。

重ね煮アカデミーでは
自然がうつりかわるのと同じように
私たちも食べるものの衣替えをして
季節と順応していくのがベターということを
お伝えしています。

冬から春にかけての端境期には
滋養溢れる乾物をうまく食卓に
登場させる。

そんな一工夫が
ママのカラダとココロを
支えてくれますよ。

さて、
もう1つ。
春に忘れてはならないのが

「山菜」です。

スーパーに行くと
一番目のつく場所に
「たけのこ」が並び始め
フキやわらび、こごみにウド

この時期しか見られない
春の食材が
所狭しと並んでいますよね。

さあ
産後ママの皆さんは
そのコーナーで立ち止まる??
それとも
「たけのこなんて、無理ムリ〜」
と素通りしてしまいますか??

今年はぜひ
1つでも春の「山菜」を
お家に持ち帰ってみてください。
(おすすめする理由は後半にお伝えしますね。)

 

ふき
おすすめは「フキ」
スーっと筋を取る作業に
子育てイライラな気持ちもスッキリ!

そして茹でたときの綺麗なグリーンに
苦みのある香りが
キッチンにいながら
ふか〜いリラックス効果を与えてくれます。

そんな「山菜」ですが
アク抜きしない重ね煮の調理であっても
「アク抜き」をするのが基本です。

なぜならば
「山菜」は「野菜」ではないからです

野菜は人間が食べやすいようにおいしいと感じたり
その土地に合うように品種改良を繰り返してきたもの。


反対に、山菜はその名の通り、野山に自生しているもの。
春になると、竹林にかわいらしい竹の子が
ニョキニョキと顔を出していますよね。

人が手をかけずとも
毎年同じ時期にできる山菜は
とても生命力が強い
のです。

そして、野生動物に食べられないための自己防衛手段として
苦みやえぐみを備えています。
あの苦みは、山菜が自分自身を守るため。

それだけ生命力の強い山菜を
アク抜きせずにいただくと

野生動物と比べて胃腸的には弱い(と思われる)人間には
となる可能性が高いのです。

かといって山菜ならば必ず念入りなアク抜きが必要か?と言うと、
そうとも限りません。

実は
ウドは自生のもの以外に栽培ウドという種類のウドも
出回っています。

また、自生の山ぶきは根元が赤くアクが強いですが、
スーパーで出回っている水ぶきはアクが少ないです。
これらは皮を軽くむけばアク抜きせずともいただけます。

 

山菜のおすすめの食べ方

そこで竹の子を例にしてみましょう。

皆さん、
自分が竹の子を食べて
顔に吹き出物ができたり
お腹の調子を崩したした経験のある方
いらっしゃいませんか?

天ぷらや焼き竹の子など竹の子のみを食べると
胃腸の強くない方はそうなりがちです。

アトピー体質の娘は、
かゆみが出てしまうことも
あります。

 

そこでオススメの食べ方が重ね煮になってくるのです。
若竹煮筑前煮のように
他の食材と組み合わせて重ねて煮ると、
アクと毒性が失われ、旨味に変わりますよ。

これが重ね煮マジックなのです。
重ね煮のチカラはすごいです。

では
最後に覚えてほしい食養生での
考えをお伝えしますね。

「春は苦みを盛れ」

山菜の苦味成分に含まれるポリフェノール類。
このポリフェノールは
血液の入れ替わりをスムーズにし冬の間に溜め込んだものを
排出しやすくしてくれます。

睡眠不足や栄養不足、いろいろ足りない産後ママのカラダには
溜め込んだものは必要ありません。
ぜひ新しいパワーを取り入れるためにも
春の「山菜」に挑戦してみてはいかかでしょうか。


ぜひこの時期ならではの春の味覚楽しんでくださいね。

 

重ね煮アカデミー®︎京都教室 渡邉久美

渡邉 久美
重ね煮アカデミー® 京都教室 代表

アトピー体質の娘をもつ一児の母。娘の体質改善を模索中に重ね煮に出会う。重ね煮アカデミーの学びは「自分の軸を持って楽しく子育てができる母に。そして子どもを自分の力で守っていける母になれる唯一無二の学びの場」です。一緒に学んで強くて賢い、そしてハッピーな母に成長していきましょう。

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