こんににちは♬
重ね煮アカデミー®︎認定師範の渡邉久美です。
突然ですが、
私には、今年10歳になったひとり娘がいます。
実家が横浜にあり、結婚と同時に仕事をフルタイムでスタートしたので
仕事仲間はいるけれど、プライベートで会う友人はほとんどいない。
もちろん頼れる身内も近くにいない。
そんな状況で子育て生活がスタートしました。
「娘が無事に1日過ごせるか。」
「私が倒れたら、娘の面倒はだれがするのか。」
といった不安が、常に頭の片隅にあったものです。
(実際には、私が熱を出した際は夫が仕事を休んでくれましたし、
すぐに頼れるママ友ができたので、近くに身内はいなくても
とっても楽しい育児生活が送れました)
そんな10年前であっても、
小さな娘を1日いちにち成長させるのに
精一杯だった毎日。
でも
その10年前と今の状況を比べると
この令和の時代に子育てをしているママたちの方が
ずっと緊張した日々を送っているのではないでしょうか。
夏は異常気象とも言える夏の集中豪雨や外遊びができないほどの酷暑。
冬は大丈夫かと思っていると、
最強寒波と呼ばれる10年に一度というレベルの寒波が到来し、
雪国でなくても雪による大変な影響がが出ました。
そんな自然災害に加えて、コロナウイルスを筆頭に、
子どもたちを次々と襲う未知なるウイルス。
夏も冬も、我が子を守る立場のママは
心の休まる暇がありません。
そんな過酷な現代において、
我が子と毎日向き合い、がんばっているママたちに
今日は「命をつなぐ食の3本柱」のお話を
お伝えしていきます。
命をつなぐ3本柱とは
私たちの体を作る、いわば命をつなぐための3本柱は、
水・塩・穀物です。
まずは水と塩。
脱水症状に陥れば数日間で、そして体内から塩分が奪われれば体温の低下や意識障害など瞬時に生命の危険に脅かされます。
塩とは塩分のこと。ミネラルを含む塩が身体の生命活動を維持してくれているので、
実は水と同じくらい塩も私たちの生命を維持するためには
大切な要素なのです。
そして穀物。
完全栄養と言われる穀物は私たちの身体を作るため、生命活動を維持するための栄養素をしっかり含んでいます。
大切な我が子の命も
母である自分自身の命も
最低限「水・塩・穀物」があれば
慌てる必要はない
ということを頭に入れておきましょう。
具体的な方法として
「水」
・お風呂の水をはっておく
・鍋に水を貯めておく
・夏場にお茶を入れていた容器に水を入れておく など。
家庭に水を取っておく、ということができます。
また、非常時に慌ててペットボトルを買いに走ることが
ないように、最低限の水を備蓄していくと安心です。
「塩」
食べられる塩として梅干し、味噌を常備しておきたいものです。
これらは常温保存もできる保存食としてのすぐれた面もあります。
おにぎりの具にしたり、表面に味噌を塗ったりすれば
非常時において
命をつなぐ立派な栄養源になります。
「穀物」
お米こそが一番の、最高の保存食である、ということをしっかりと頭に入れておいてください。
白米だけでなく、炒飯、炊き込みごはんなど
手に入る食材と合わせることで飽きずに毎日食べることもでき、
どんな食材とも相性の合う食物です。
停電時、炊飯器でごはんが炊けない場合も出てきます。
そんな非常事態の際に役立つ
ガスボンベの節約も可能なガスコンロでの炊飯をご紹介しますね。
【ガスコンロでの炊飯方法】
1.米の重量の1.1~1.2倍の水に30分以上浸水しておく。
米1カップ(180cc)に対して、水1カップ(200cc)で大丈夫。
2.フタをして中火にかけて、湯気が出たら弱火にして3分維持。
3.火からおろしてバスタオルをぐるぐる巻いて、電子レンジがあれば入れる。
(保温性を高めるため)
✳︎バスタオルを巻く前に保冷保温のアルミシートがあればそちらを二重にすると
さらに保温性が増します。
*重ね煮コゼーがある方は重ね煮コゼーへ入れてくださいね。
重ね煮アカデミー®︎では、
この「命をつなぐ3本柱」について
もっと踏み込んで学んでいきますよ。
ぜひ会いにきてくださいね。