こんにちは♬
重ね煮アカデミー®︎認定師範の渡邉久美です。
「重ね煮」を聞いたことがない皆さんに
今日は、改めて
「重ね煮」について
お伝えしていきます。
「重ね煮」は家庭料理です
重ね煮とは、
旬の野菜をたっぷり使い、
陰陽が調和された「中庸」に調理をすることで
ご家族の体調をととのえ、身体の内側から健康をつくりあげていく「家庭料理」です。
陰陽調和が取れた料理は素材の持ち味がじっくり引き出され、
独自のまあるい味に仕上がるのも特徴です。
なるほど。。。
「旬の野菜をたっぷり使った家庭料理」
「家族の体調を整えて、身体の内側から健康をつくりあげる家庭料理」
ということは、わかりやすいですよね。
でも
陰陽調和??
急な言葉の登場に
なに???
と首をかしげる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうです。
実は「重ね煮」は
この
「陰陽」ということが
とっても重要なことなのです。
「重ね煮」は陰陽調和の家庭料理です
では
とっても簡単にですが
「陰陽」についてご説明いたしますね。
重ね煮アカデミー®︎の創始者
田島恵先生の師匠である
梅崎和子先生の著書「いのちを養う食のきほん」(新泉社)によると
「陰陽の始まりは古代中国の自然哲学で
宇宙全体を1つのまとまりある存在として考えるもの。
自然観ともいえ、森羅万象のすべては
隠と陽という対立した2つの要素が一体化して
成り立っているという東洋哲学の基本思想です。」
と述べています。
例えにあげているのが
陽は
日、昼、夏、熱、火、上、表、動、明、男、、、
隠は
月、夜、冬、寒、水、下、裏、静、暗、女、、、
このように見ると
陰陽は対立していますが、
相互に依存しあう相対的なものといえる
と解釈しています。
以上のように
自然の中では全てのものに陰陽が存在するわけですが、
もちろん食材にも陰陽は存在しているというわけです。
そして、その陰陽の食材を
1つの鍋の中で重ねるという方法で
調理しているのが「重ね煮」です。
重ねて調理することで、
陰陽バランスのとれた、
つまり調和された一品が完成される
という仕組みなのです。
いかがでしたでしょうか??
「重ね煮」はただ、重ねて煮るだけなのですが
実はそこに秘められていたのが
「隠と陽」というキーワード。
私自身、
この「重ね煮」生活を始めて
様々な不調が自分のカラダから消えていくということを
身をもって体験しました。
とっても簡単なのに驚くほど
元気になる
強くなる
そこには
古代の人々が経験をもとに培ってきた叡智が
ギュッと詰まっていたからなんだろうな
そんな風に考えると
納得できるのです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
次回のコラムもどうぞ
お楽しみに(^^)