果物

重ね煮コラム

朝のフルーツ、日課になっていませんか??

こんにちは♬
重ね煮アカデミー®︎認定師範の渡邉 久美です。

みなさんは
最近どんなフルーツを食べましたか?

私は
この大型連休に
娘からリクエストされている
いちご狩りに行く予定です^ ^)

産後ママのみなさんの中には
・美容のために毎朝フルーツを食べている
・産後ダイエット中、おやつ替わりにフルーツを食べている
・アレルギーのある子どもにも安心だから
お子さんと一緒に果物を食べている

などなど
果物・フルーツを食べる時は
そのメリットを期待して
食べることも
多いのではないでしょうか。

また、カラフルな果物を見ると
自然と元気がでる。
そんな効果もあるような気がします。

わたしたちの食生活に
たびたび登場する「果物」について
今日は、重ね煮アカデミーならではの視点で
お伝えしていきますね♬

 日本人に果物 歴史から考える

まずはじめに
日本の中での果物の歴史を少しみていきましょう。実は日本古来の果物の種類は驚くほど少ないのです。
栗や柿といった、日本昔話に登場するような。
そんな果物が日本古来の果物。ではその他の大部分の果物は
いったいどこからやってきたかというと??

そうです。

遠い国からたくさんの人々の力で
日本へ伝来してきたものなのです。

7 世紀後半から8 世紀後半に登場した「万葉集」にも、
ウメやモモ、スモモ、ウメ、ナシなど
数多くの果物が詠まれています。

ですが
これらも実は中国から伝来した果物なのです。ブドウは中国で栽培されていた品種が鎌倉時代初期に。

またミカンは、同じく中国から伝来し、
江戸時代初期に栽培化されたと言われています。

その後、明治維新によって、
ヨーロッパの作物が導入されるようになると

リンゴや西洋ナシ、サクランボに加え、
イチゴ、メロンなども栽培されるように
なっていったという流れです。

ということは、
古来の日本人は現代のように
果物を常食していなかったということが
紐解けると思います。

あくまでも果物は嗜好品という位置付けで
考えていくと、
自分と果物との関係ががうまいこと
保たれると思います。

では
なぜ果物は嗜好品という位置付けを
おすすめするのか??それはその甘さに秘密が隠されています

わかりやすいのが
お庭に自生している夏みかんや柿の木。
あのお庭に育っている果物を
想像してみてください。

お分かりだと思いますが、
手を加えていない果物は
甘くもなければ
特別においしくもありません。

むしろ夏みかんなんていうのは
食べた瞬間に
「酸っぱい!」
と思わす
叫んでしまうほどに
酸っぱい時もあります。時々
近所の方のお庭に
たくさんの夏みかんがなっているのを
見かけると
「いいなあ。
お庭にみかんなんて
憧れる。」

なんて果物好きな私は
羨ましくなったりもするのですが

当人方は
こんなに酸っぱいもの
とっても食べられない
と言います。

それだけ手を加えていない柑橘類は
甘さがない
というわけです。

では反対に
今市場に出回っている果物は
いかがでしょう私が先日みたスーパーの果物コーナー。

柑橘類だけでも
なんと13種類の品種が並べられていました。

陳列棚には
糖度表示があるのも
ここ最近では当たり前に
なっていますよね。

購入する時に
糖度の高い果物を選ぶといったことも
多いのではないでしょうか。

ではここで
先ほどのお庭になる果物と比べてみましょう。何も手を加えてない果物は
甘くない。

これが本来の果物です。
ということは??

甘い果物は
甘くなるように
人間が改良を加えている
ものだ、
ということがわかると思います。

そこで
この私を含め
人間を魅了してやまない甘さについて考えていきましょう。 

甘い果物には
「果糖」がいっぱい
果糖というのは
点滴に使われるぶどう糖なみに
体内への吸収がいいということを
ぜひ頭に入れておいてください。
つまり、
甘い果物を食べると
ぐんぐん「果糖」が体内へ吸収され、
血糖値を急激に上げる

そんなチカラを持っています。

さらに、陰陽の観点から見てみると

甘い果物ほど陰性
身体を冷やします

マンゴーやパイナップルバナナなど
暑い地域で穫れる果物が甘いこのことからも、
身体を冷やすことが
分かりますよね。
暑い地域に暮らす人たちにとっては
甘くてカラダを冷やしてくれる果物は
メリットたくさんですよね。でも、わたしたちのカラダにとっては
メリットばかり
とはいかないようです。

今日は
もう少し踏み込んで
このちょっと厄介な「果糖」について
お伝えしていきますね。私たちの体内に入って
分解吸収しきれなかった果糖は
いったいどうなっていくのでしょうか??

この果糖、
実は
腸の中で発酵してしまい、
腸内環境に良くない影響を
与えてしまうのです。

その結果、腸内環境悪化ということに
つながってしまいます。
小さい頃から
・便秘、下痢
・アレルギーの発症
・風邪を引きやすい
・低体温

などなど

病気とまではいかないけれど
毎日の生活に支障をきたす

そんな不調や体質の原因になりがちです。

このようなことからも
「身体にいいから」
「栄養がたくさんあるから」
毎日せっせと沢山摂るのは不調につながるきっかけになる
ということなのです。

旬の果物を適量いただく

 でも果物って
見るだけで元気が出そう。
とっても魅力的ですよね。
そこで
「身体にいいモノ」でなく
「身体に合うモノ」を

選択する考え方にシフトチェンジしては
いかかでしょうか?これがとっても大切なことなのです。
ではここで
どんな風に果物を食べるのが良いのでしょうか??
お伝えします。それはズバリ!
旬の国産のものを
適量
です。

わたしたちのカラダには

毎朝
ヨーグルトと一緒に食べるバナナや
スムージーに入れるパイナップルは
さほど必要ではありません。

憧れのうつくし〜いモデルさんが
毎日食べているから真似したくなってしまう。

世の女性の誰もが
一度はトライした朝食ではないでしょうか。

でも
明日の自分のために一度
朝食ヨーグルト習慣をやめてみては
いかかでしょうか??りんご、柿
みかん、すいか
など。品種改良されたわけではなく、
昔の日本で育ってきたものを
旬の時期のおいしさを
味わっていただく♬
身体に合う果物は
身体にやさしく
手当てにも使えるもの。
そして、
手頃な価格で手に入るもの
とも言えますね。エネルギーチャージにと、
毎朝たくさんのフルーツを
食べていた産後ママのみなさん
ぜひ明日から
フルーツとの適度な距離感
保ってみてくださいね♬

私も
イチゴ狩りで
たくさん食べ過ぎないように
きをつけます(^^)

 

重ね煮アカデミー®︎京都教室 渡邉久美

渡邉 久美
重ね煮アカデミー® 京都教室 代表

アトピー体質の娘をもつ一児の母。娘の体質改善を模索中に重ね煮に出会う。重ね煮アカデミーの学びは「自分の軸を持って楽しく子育てができる母に。そして子どもを自分の力で守っていける母になれる唯一無二の学びの場」です。一緒に学んで強くて賢い、そしてハッピーな母に成長していきましょう。

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