食性

重ね煮コラム

産後ママのカラダとココロのリセット&チャージに大切な4つのこと その①

こんにちは♬
重ね煮アカデミー®︎認定教室の 渡邉 久美です。

3月に入り春の陽気。
サクラが咲くのが待ち遠しい今日このごろです。

育休も明けてこの4月から仕事復帰。
お子さんが保育園や幼稚園に進学、進入という産後ママの方も
いらっしゃるのではないでしょうか??

そんな生活を元気にスタートするために
産後ママのカラダとココロのリセット&チャージに大切な
4つのことを
お伝えしますね。

 

「重ね煮健康料理」で大切にしている4つの指針

私たち日本人が健康を保つためには、
陰陽調和のとれた「中庸」のものを食べることが大切ですが

それ以外にも
大切にしたいことが
4つあります。

その4つがコチラ⇩

1.食性(しょくせい)
2.一物全体食(いちぶつぜんたいしょく)
3.身土不二(しんどふじ)
4.穀菜魚食(こくさいぎょしょく)

です。
聞いたことがあるようなないような。
いずれにせよ
普段に生活では
あまり出番のない言葉かもしれません。

では本日は
1つめの
「食性」について
お伝えしますね。

「食性」とは、
本来ヒトとして食べるべき物を
最適なバランスでいただくこと

ヒトとして食べるものを
最適なバランスで食べる??

そんなバランスどうやってわかるのでしょう??

実はそれ
私たち人間の歯に秘密が
隠されているのです。

私た人間、そして動物も
歯の構造を見ると
「何を食べるべきなのか」そして「何を食べてきたのか」が分かる仕組みになっているのです。

面白いですよね。

私たち生き物の歯には、
長年にわたる食の歴史が刻まれています。

例えば

肉食動物のライオンやチーターは
獲物の固い骨を砕き、肉をかみちぎるため
するどい「犬歯」が発達しています。

我が家にはかわいい猫がおりますが
大きなあくびをすると見える
とっても鋭い歯が見えます。
あの歯は肉を噛みちぎるのにピッタリですよね。

反対に
草食動物の牛や馬は
顎が左右に自由に動き、
草をすりつぶして食べられるように
臼のような形をした「臼歯」が発達しています。

歯のカタチを少し見ただけでも
大きな違いがあるということが
よくおわかりいただけると思います。

では私たちヒトの口の中はどうなっていますか?

ヒトは、犬歯、臼歯、切歯を兼ね揃えています。
このことからも
我々人間が雑食動物だということがわかります。

さらに
そのそれぞれの歯に注目してみましょう。
歯の種類によって役割が違うのも大事なポイントです。

20本の臼歯で米、大豆の穀物をすりつぶす
8本の切歯で野菜、海草類をかみ切る
4本の犬歯で魚、肉をかみちぎる

20:8:4
すなわち
穀物:野菜 海草類:魚 肉を5:2:1の割合

この割合で食物をいただく。

それがヒトという「種の生理」と調和した食べ方なのです。

「食性」に従って食べることで、
ヒトとして本来備わっている

最大限の力を発揮することができるのです。

こんな話を聞いてしまったからといって
毎食毎食
5:2:1
5:2:1
と呪文のように繰り返して
バランスよく献立を組んだり
食べたりするのは
それまた大変なことですよね。

1日を通して
バランスよく食べているかな?
お肉がご飯よりもたくさん
ご飯とメインのお肉料理だけになっていないかな?

そんな風に気持ちをラクにして
毎日の食卓を考えてみてください。

大切なのは
旬のお野菜もたくさん採り入れてほしいこと。

重ね煮のお味噌汁生活なら
「食性」のことをかた〜く考えなくても

本来ヒトとして食べるべき物を
最適なバランスでいただくこと

この理想の食生活がおくれますよ♬

ぜひ皆様の
カラダとココロのために
1杯の重ね煮お味噌汁
始めてみてください♬

今日も最後まで
お読みいただき
ありがとうございました。

重ね煮アカデミー®︎京都教室 渡邉久美

渡邉 久美
重ね煮アカデミー® 京都教室 代表

アトピー体質の娘をもつ一児の母。娘の体質改善を模索中に重ね煮に出会う。重ね煮アカデミーの学びは「自分の軸を持って楽しく子育てができる母に。そして子どもを自分の力で守っていける母になれる唯一無二の学びの場」です。一緒に学んで強くて賢い、そしてハッピーな母に成長していきましょう。

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