一物全体食

重ね煮コラム

産後ママのカラダとココロのリセット&チャージに大切な4つのこと その②

こんにちは♬
重ね煮アカデミー®︎認定教室の 渡邉 久美です。

前回のコラムでは
産後ママのカラダとココロのリセット&チャージに大切な4つのこと
その①である「食性」に関して
お伝えしました。

「食性」に従って食べることで、
その生物の種が持つ力を
最大限に発揮できる
というお話でした。

今日は4つの指針の2つめ
「一物全体食(いちぶつぜんたいしょく)」について
お伝えしてきます。

重ね煮が軸にしている「陰陽調和」
ここでちょっと考えてみてください。

我々人間だけでなく、
生命あるものは実は
すべて陰陽の調和がとれた状態で存在しています。

反対にいうと
自然界のものは
人間が手を加えなくても
陰陽調和がすでに成り立っているというわけです。

では
人間が食べている食物に関してはどうでしょう。

例えば、玄米は水と光があると芽を出しますが、
外側の果皮を削ってしまうとその生命力を失い、
芽を出すことはありません。

そのように人間が手を加えることで
実は陰陽の調和を崩してしまっていることも
少なくありません。

そこで大切にしているのが
「一物全体食」ということです。

ごぼうなどの野菜も皮、実を丸ごと全て食べてこそ、
ごぼうが持っている陰陽調和の取れた栄養や力を取り込み
それを生かすことができるのです。

とすると、

白米、白砂糖、豆乳、サプリメント、高機能食品などは???

もうおわかりいただけますよね。
そうです。
「一物全体食」の観点からは
陰陽バランスと生命力を欠いた食品
といえるのです。

現代は見た目の美しさやマイナス面ばかりに気をとらわれて、
皮をむいて水にさらしたりしがちです。

野菜に含まれる栄養素は水溶性のものが多いです。
水にさらすことで本来持っている旨みや香り、甘みまで流してしまうことになり、
結果的にだしや砂糖、油を足して調理しなくてはならないことになるのです。

ですから
「重ね煮健康料理」では、自然の恵みの食材は
皮をむいたり、アクを抜いたりせず、生命丸ごと調理します。

すると
鍋の中で調和が生まれ
食材が「中庸」になることによって、

それぞれの食材が持ち味をしっかり出し合い、
短所を補い合い、

滋味深い味に仕上がるのです。

わざわざ陰陽バランスを崩さずに
私たちのカラダまで届けることが可能
なのです

「一物全体食」は、
食物が持つ栄養やエネルギーを余すことなく取り込めるだけでなく
身体の陰陽バランスを整えることにつながります。

皮むきしない時短調理は
一物全体食が叶いカラダの陰陽バランスを整えられる
産後ママに最高かつ最強の調理法なのです。

ぜひ取り入れてみてくださいね♬

 

重ね煮アカデミー®︎京都教室 渡邉久美

渡邉 久美
重ね煮アカデミー® 京都教室 代表

アトピー体質の娘をもつ一児の母。娘の体質改善を模索中に重ね煮に出会う。重ね煮アカデミーの学びは「自分の軸を持って楽しく子育てができる母に。そして子どもを自分の力で守っていける母になれる唯一無二の学びの場」です。一緒に学んで強くて賢い、そしてハッピーな母に成長していきましょう。

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